「チーム始動から
 磐田戦までの総括と
  今後のチームへの提言」



緊急企画 管理人 03/20(水) 18:36:21
「チーム始動から磐田戦までの総括と今後のチームへの提言」
とゆーお題で書き込み募集です。
書き込みは、いつものようにコラムで永久保存します。

監督や主力選手の入れ替わりといった事態は今後も起こること。
サポ各自の思いを将来への教訓として残すことは意義があると思います。
↑あきのさんのうけうり(笑)

お題はちょっと難しいような気がしますけど、
今のコンサドーレについて思うことを
書いていただければよろしいかと。

企画倒れになると寂しいんで、
書き込みよろしくです〜。


言い出しっぺとして あきの 03/21(木) 03:00:37
「若いから、将来性があるからというだけで試合には
出さない。実力がなければ試合には出さない」
「理想ばかり追っていてはいけない」
「守備を固め、ボールを奪ってからの速攻こそが
コンサドーレ札幌の最大の特徴」

と、哲二にとくとくと聞かせてみたいセリフだが、
これらはすべて「日本サッカー 革命の記憶と予感」の
札幌の監督に就任するくだりで、他ならぬ哲二が語って
いることである。

分かっているのならば、実行しなさい。

この本をいま買って読んでみようという奇特な札幌サポは
ほとんどいないと思う。実際、札幌についてふれた記述は
少なく、私もおすすめしようとは思わない。

しかし、中身が薄いなりに、哲二氏がはまりかけている
落とし穴をそこかしこに見ることはできる。

例えばDFのラインコントロールのくだり。
「現役時代に最も得意としていたプレイ」と述べている。
現役時代に得意だった=教えることができる、という新米の
指導者が陥りがちな和波、いや、わなに落ちている。得意の
プレイと教えられるプレイは違うと早く気付くべきだろう。
例えば、千代の富士は現役時代は四つ相撲が得意だったが、
指導者としては北勝海、千代大海と突き押しの力士の育成に
定評がある・・・ちょっと違うか。

それと、札幌が抱える人材について、明らかに認識不足が
ある。以前にも書いた「(このチームは)右サイドに森下しか
いない」というくだりである。97年から最も長く右サイドを
務める田渕がアウト・オブ・眼中とはまったく理解できない。

正直、この本を読んだ瞬間は「ダメだ、こりゃ」と思った。
指導者としての理論、姿勢がまったく薄っぺらなのが見て
とれたからだ。「J監督のブライアン・ホーク」と言っても
よかろう。

それでも、私はあと2試合だけ見守るつもりだ。見守るという
より「執行猶予」に近い。上昇の兆し&勝ち点を挙げることが
できればもう少し猶予期間を延ばしてもよい。だが連敗ならば
サヨナラだ。これは哲二への好き嫌いで言っているのではない。
J1残留への勝ち点30、10勝のノルマを単純に考えると、
5連敗を喫するということは、残り25試合で「連敗が5回しか
許されない」ということになるからだ。

哲二はドーハの代表では初のJ監督であり、成功してほしいと
願う人は日本のサッカー関係者には少なくないだろう。しかし、
哲二を成功させるため、札幌の人材と時間をJ2で無駄遣いする
という事態は御免こうむる。

できれば、これまでの哲二の姿勢や采配は「認めたくない若さゆえ
の過ち」だったと、名古屋戦と柏戦で示してほしいものだ。

(監督論はここまで。チーム論は項を改めます)



堅守速攻を取り戻すには あきの 03/21(木) 04:09:53
以前、3バックか4バックかが話題になった時、
「点を取られないのがいいシステムだ」と書いた。

となれば、DFラインについての結論は出ている。
4バックにして開幕3試合で10失点。昨年の5倍。
「現在の4バックに可能性をまったく感じない」という
ヨートクさんに同感である。

昨年末に次々と補強が決まり、酒井を取った時に
「ああ、3バックを継ぐのかな」と漠然と思った。
柏では右サイドではなく、右ウイングを長く務めた
選手だからである。マクサンドロにしても「3バックの
方が得意だ」と語っていた記憶がある。

それでもあえて4バックを導入したことで、「これは
よほど見事な4バックをみせる自信があるのだろう」と
開幕前は浮かれていたが、見事に裏切られた感がある。

いま思えば、なぜ哲二が4バックを導入したのか、さっぱり
分からない。まさか「4バックのラインコントロールが現役
時代に最も得意だったから」ではないとは思うが・・・

古川をCBに置いて、大森とマクサンor吉川にガツガツ
当たらせるのが最も即効性のある対策だと思う。そして
「DFラインを高くしてコンパクトにする」のではなく、
「ウイングを高めに置いて、中盤に人を増やし、DFが
上がれるゆとりを生み出す」のが札幌の現状に即している
のではなかろうか。

高めのウイングならば、酒井に和波と人材はそろっている。
両ウイングともミサイルでは怖いのならば、田渕、森下も
いる。

田渕の名前が出たところで、龍の起用について述べておくと、
やっぱり龍の堅守とカバー能力、ここ一番のクロスの精度は
魅力だ。だが、龍をレギュラーに固定するのは反対する。

というのは、すでに龍は自分のサッカー人生の終わりを見つめ
始めていると思うからだ。それを感じたのは、契約更改時の
例の名言、「また今年もサッカーをできるのが1番」を聞いた
時だ。この言葉を「サッカーをできなくても仕方がない」の
裏返しとするのは深読みしすぎだろうか。右サイドについては、
何とか今季中に後継者を作っておく必要がある。今季もべったり
依存するのは、来季以降をみると危うい。相馬を失った昨年1stの
鹿島がいい例で、自前の左サイド後継者が見つからず、結局は外国人
で穴埋めをした。鹿島だからできたことで、札幌が「右のアウグスト」
を連れてくることは難しいだろう。

中盤は山瀬、今野、ビジュ、森下といわゆる「ワンワン」がそろうので
特にトップ下とかボランチとかの区分はつけず、3人でトライアングル
をつくりながらかき回すのがよかろう。森下は決して右サイド失格では
ない。だが、彼奴の尋常ではない運動量を最終ラインからのタテ方向に
封じておくのは惜しい。ガンバサポ(例えばひ●嬢)が、今の札幌を
見たら、「最終ラインに森下がいる風景」というのは、かなり違和感を
覚えるのではなかろうか。

FWについては「ロブソン追放」を強硬に主張する。あのプレイで
彼奴への信頼感は現在、絶対零度の氷の棺に入っている。たぶん
よほどのことがない限り、救い出すことは不可能。天秤座の黄金聖衣
でもあれば別だが。

残りの日本人FWのだれでもよい。chooさんと同じく、シュートを
打つ気構えのあるヤツを使ってほしい。相川、新居の鮮烈なデビュー
を見てみたい気もする。

なお補強については、現時点であれこれ考えるのは現実的では
ないと思う。99年の森川の例を挙げるまでもなく、開幕から
3試合で、各チームとも陣容が固まっていない。資金に限りが
あることを考えても、ナビ杯後に各Jチームで干されている選手に
目をつけるのが堅実なやり方だろう。



ダイレクトに過激な文章?(1) 管理人 03/21(木) 15:27:38
とにかく、私は柱谷氏が気に入らないです(笑)
正確にいうと、この人のやってることが
気に入らないというかq(≧∇≦*)(*≧∇≦)p

一番の理由は、私が必要以上に岡田元監督を敬愛していることだと思います。
今まで、柱谷氏がやってきたことは、
岡田さんがやってきたことをぶちこわしにしている・・・
もしくは否定しているようなもんですからね。。

昔、カズファンのヨートクさんが、岡田監督を憎む気持ちが
よく分かりませんでしたけど、今はすっげぇ理解できます(^^;

柱谷氏の気に入らない点といえば、
就任時の「優勝宣言」です。
例え、リップサービスだとしてもかなりおかしいです。

岡田元監督は、コンサドーレ札幌をこう評価してます。

このチームは、借金が多いし、資金が少ない。
日本代表クラスの選手を抱えるようなことはできないから、
若手をじっくり育てて、いい選手がでてきたら優勝にからむ。

これが、コンサドーレ札幌の基本方針だと思うんです。

柱谷氏は、「俺が残留といったら、チーム関係者やサポーターががっくりする。」
なんていってますけど。

私は逆に、バカにされているような気分になりました。
だって、新人監督に対して優勝を期待するなんておかしいですよ。

そして大問題のフォーメーション変更です。

J2を勝ち抜くために、
そしてJ1に残留するために、
岡田コンサドーレは3−5−2をつきつめてきました。

その理想型は、昨年の広島戦、神戸戦で具現化しました。
中盤で激しくプレッシャーをかけ、
高い位置でボールをうばって攻撃につなげるというものです。
シーズン終盤にはウィル、山瀬の不調もあり、
全然勝てなくなりましたが、それでも守備は大崩することはありませんでした。

フロントは、シーズンオフで野々村を戦力外とし、
典型的な右ウインガーの酒井を獲得しました。
おそらく、フロントも今年は昨年の3−5−2を
踏襲しようと思っていたのではないでしょうか。

しかし、柱谷氏はキャンプの序盤で、いきなり4−4−2を採用しました。
この報道を聞いたとき、私はかなり驚きました。

3−5−2と4−4−2を比べて、
4−4−2にしたような雰囲気すらみられませんでした。

ここ5年ほど、プロサッカーをみてますけど、
システム変更後にチームとして機能させるためには
多大な時間を必要とするという印象があります。

これは、どんなにすごい選手がいたとしても、
経験豊かな監督がやっても同じです。

加えて、今年は播戸、ウィルが抜け、
しかもW杯のせいで開幕まで時間がありません。

そんな状況で、新人監督がいきなりシステム変更を行う・・・
どう考えても普通ではないです。

普通に考えれば、
守備は昨年の財産を生かしつつ、
攻撃の連携を高めることに時間を割いた方がいいはずです。

増して、柱谷氏は、ぎりぎりまでS級ライセンスをとるために
チームを把握する時間が少なかったわけですし。

次に、チーム作りのことです。

岡田監督は、1999年の反省から、選手にまず考えさせるというスタイルをとっていました。

でも、柱谷氏と選手が話し合って何かを決めた、という声がまったく聞こえてきません。
システム変更のときに、少しは何かあってもよさそうなもんですが。

こんなことから、今の4−4−2は、
選手の適正や昨年までの実績を考えた物ではなく、
柱谷氏が自分の理想、もしくは自分の好きなフォーメーションを
札幌に当てはめた、と考える他はありません。
これは、状況証拠を考慮した私の推理ですが。

(2)に続く


ダイレクトに過激な文章?(2) 管理人 03/21(木) 15:28:24
第一節の試合内容はもういいでしょう。
吉川の起用、吉瀬のサブ入りも触れたくはありません。
それ以上に、どうしても納得できないことがあります。

私の記憶が確かなら、柱谷氏は
「3−5−2−より攻撃的にいくために4−4−2を選択した」
と言ってます。
しかし、広島に大量リードされたあと柱谷氏は3バックに変更してます。

この理由として柱谷氏は、
「攻撃的にいくために、3−5−2に変更した」
と試合後の会見で言いました。

もー、豪快に矛盾してます(/_ _ )/♪へ(-。-へ)♪(/_ _ )/

試合後のコメントもおかしいところが多いです。

岡田監督は、絶対に選手を責めることはしませんでした。
例え選手がミスしたとしても、
それは自分の指導力の問題だ、ということだからでしょう。

それから、柱谷氏は、磐田戦のあと、
今はツキが無い、と嘆いたようですが、
ツキはうちにあったと思います。

広島は、上村、服部という主力選手を二人も欠いていました。
そのあとのピロングはなかなか強い選手でしたが、
その後の2試合で、連携不足を露呈してます。

仙台は、まだ勢いには乗れてませんでした。
磐田は、いったい何人主力を欠いていたか?

敗戦の理由は、ツキが無いのではなくて、
今の札幌にはツキをいかせる程度の力も無いってことではないですか?

あと、今日のコメントにもがっかりしました。

柱谷氏いわく、「今までは遠征のストレスとか言い訳できたけど、もうサポーターに言い訳はできない」
「3連敗したからといって、優勝できないとは限らない。W杯中断まで4戦すべて勝つ」

これは、二つぐらいのスポーツ誌で報道されてます。
実際にこうコメントしたんでしょう。

遠征のストレスなんていいわけになりませんよ・・・
ってゆーか、負けてもいいわけしないでくださいよ。

優勝できないとは限らない?
いったい、どこからそんな言葉が出てくるんですか・・・。


今後の展望ですが。

多分、京都戦が終わった後に監督更迭ということになるんじゃないでしょうか。

6連敗は避けられないでしょう。
例え3−5−2にして古川をセンターに据えたとしても、です。
失点は少なくなるかもしれないですけど、
今の札幌には攻撃するほどの連携がありませんし。

今週中に柱谷さんを墓場行きにして新監督を召還すれば話は別ですが。

補強は別にいいです。
補強が必要なほど戦力が足りないとは思いません。
山瀬は相変わらず素晴らしいし、
ビジュ、今野のボランチもなかなか良いです。
左に和波、右に田渕か酒井、
3バックに大森、古川、森、
GK洋平。
十分やれますよ。

ロブソンは・・・地よりも深く反省してくれるなら
まだいてくれてもいいです。
得点王は嘘のよーですが、チャンピオンズリーグで得点したことは事実ですし。

一度、柱谷氏の責任だけでは無い・・・という擁護論を持ちかけた私ですが、
まだ優勝をクチにしている人には期待できなくなりました。

この人には、監督として、現状を理解する能力が無いんだと思います(←いいすぎ?)

今の気分としては、次の名古屋戦で大敗を喫するようなら、
すぐに更迭でもいいんじゃないか?

と思ってます。


遅まきながら緊急企画に便乗。 宏次郎 03/24(日) 12:27:53
 長期出張中で一月ぶりに自宅へ帰ってきました。
 チーム事情には疎し、なかなか思い通りの文章が書けないのです
けれど、管理人さんの心意気に乗じてアップしてみます。

 お題目は難しいのですが、養護派劣勢の様ですし、私には力不足
とは思いつつも今のコンサドーレについて思う事ということで、思
いっきり養護派に偏ってできるだけ熱く語ってみようと思います。

・監督について
 現状を見る限り降格候補筆頭ですね、もちろん降格などして欲し
くありませんし結果(今後の期待値含)を出せなければ、更迭は当
然アリだと思っていますが、辞めてもらいたくないのが正直な気持
ちです。

 そも、就任の経緯は前監督が限界を感じたところで新たな可能性
を見出すために選ばれたのが現監督だと思っています。
 昨年の終盤戦を顧みると、頑張っているのは分かるのだけれど、
開幕当初には感じていた「最後まで勝利をあきらめない」気持ちが
薄れていたように思っていました。
 心の奥底には「どうせ優勝なんかできっこない」という心理が知
らずしらずのうちに芽生えていたからかもしれません。

 このチームに現監督の「闘将イズム」が浸透し、サポーターも含
めてチーム全体が監督の下一丸となって戦う事ができたら、ステッ
プアップは可能かな、と朧気に感じていました。
 反面、監督業で実績がない事から周囲が疑心暗鬼となり統率がと
れなくなる事なども充分考えられギャンブル的な要素は拭えないと
も思いましたが、間違いなく成功する監督こそ何処にも居ないでしょう
から柱谷哲二の成功を願ってサポートするのが一番の良薬だと考え
ています。

 監督発言については、前監督もツッコミどころのあるコメントを
していたように思います。頭の中で考えている事を思い通りに言葉
で表現する事は難しく、かといって揚げ足取りを恐れていては何も
言えません。この表現力も監督に求められる資質かもしれませんが、
私は肯定的に受け止めることにしました。
 結局発言の本質は発言者本人の心の中をのぞかない限り分からな
いわけですから。
 優勝結構、代表結構、残り全勝結構!
 システムを変えないも良し、変えるも良し、自信を持って発言し、
自信を持って実践すれば良いでしょう、あなたが監督なんだから。
 逆に自身の迷いを表に出すと周囲の心は離れてしまいます。
 柱谷哲二でこそ可能なチームを作ってください。
 コンサドーレの監督で居る限り応援します、長い期間このチーム
の監督で居続けて札幌を強くしてくれ!

・ロブソンについて
 ロシアリーグ得点王という触れ込みだった点は今回初めて気付い
たのですが(情報に疎くて恐縮です)潜在能力の高さは大きく変わ
らないと思います。
 激高しやすい面もあるのかもしれませんが、真摯な姿勢も垣間見
えますし。
 問題は、その実力を発揮できていない事で、それを発揮すべき為
に本人にはおおいなる努力を求めたいところです。
 現在自分が結果を出していない事を認識し、何故うまくいかない
のか?体調が万全でないのなら、自己管理を徹底するなり、連携が
うまくいかないのならコミュニケーションをとりあうなど自分が活
躍するための努力をして欲しい。
 結論が札幌にはフィットしないという事なら諦めますが、柏戦で
見違えるような活躍&初得点を決めてくれ!

・不振脱出に向けてチームへの提言
 昨年君たちは何を学んだのだ!?
 調子が悪いときには、先ずバーベキュー大会をやれ!

・おまけ
 仕事都合により2月から東京のマンスリーマンションで生活して
います。
 スポーツ紙は全国紙しか読めず、ミニノートと携帯の9600bps環
境でweb閲覧もままならず少しばかりしんどい生活をしていますが、
開幕3戦には休日出勤を回避し続けて参加しました。
 私には監督に代わってチームを組み立てることも、選手の代わり
にボールを追うこともできませんが幸いにして自宅よりもアウェー
会場近くに居るため競技場へ行ってスタンドから手を叩き声援を送
る事ができます。
 チームの力になれるかどうかは分かりませんが、チームのために
自分にできることを成すため名古屋にも行って来ます。

 ビバ、コンサドーレ!
 私も、コンサドーレ札幌。



変わり映えしない内容だけど ヨートク 03/24(日) 18:26:33
えー、他に企画用投稿が無いようなので、ここらで私も一発書かせてもらいました。

何となく宏次郎さんの書き込みに対して攻撃するような内容になってしまいましたが、
別に宏次郎さんに文句が言いたくて書いた訳ではありません。あくまで一般論としてってことで。
もし気分を害されたらゴメンなさい。

それでは・・・一発と言いつつ二発に分けて、どーぞ。↓


ノーモア新人監督 ヨートク 03/24(日) 18:25:51
言ってる事とやってる事がまるで一致しない。
柱谷氏の問題は、この一言で集約されるのかもしれない。
少なくとも開幕までの氏のお言葉には、実のところ「いいこと言うじゃん」と
肯いてしまうものが少なくなかった。
曰く《理想を押し付けるのではなく、抱える選手の適性を見て戦術を決める》とか、
《絶対優勝する、とは言ってない。あくまで一つでも上を目指そうということ》とか。
しかし蓋を開けてみると、その言葉に全く意味がなかった事実はご存知の通り。
更に問題なのは、言ってる内容さえもが変化してきていることだ。
《自分の好みは4バック》発言とか、《もう賭けの形ではやりたくない》とか。
本気で優勝(またはそれに準じる成績)を目指そうというチームが、賭けで戦術を決めてどうする。
退場者が一人出ただけで打つ手がなくなってどうする。頼りの助っ人が木偶の棒だからといって、
まるで点が取れなくてどうして優勝が出来る?
現状では、「(助っ人は)やってくれなければ困る」という言葉だけが現実のものとなっている。

「言葉ではなくプレーで引っ張る」ことが出来ない監督には、言葉こそ重要なのではなかろうか。
その言葉が出てくる裏打ちとして、どれだけ深くサッカーを理解しているか、チームを理解しているか、
自分達を理解しているかとプレーする立場の選手達は思うだろう。
ビッグマウスも結構。しかし、その大口を選手達に信じさせるだけの説得力、論理立てがなければ
単なる「言うだけ番長」だ。そんなの、ちょっとサッカーに詳しい人間なら誰でも出来る。
岡田前監督の場合は、その言葉の「重み」が桁違いであったらしい事が、各選手の言葉尻から伺える。
自分達の状況を理解できてるのかどうか怪しい「軽い」言動を繰り返す人物の言葉に、本気で従える
「プロ選手」などいないだろう。監督の言葉を本気で信じられない選手達のチームが、一丸となって
力を発揮できるだろうか。

やはり、プロの指導者としての経験ゼロの新人監督にとって、札幌のようなチームは荷が重かったようだ。
(柱谷氏が言う)能力が高い選手がゴロゴロいるチームなら、監督が思い描くハイレベルな戦術を選手達が
なんなく実現してくれたかもしれない。資金が潤沢なチームなら、(柱谷氏が言う)能力の高い選手を
ガンガン獲得できたりもしただろう。長期遠征の必要がないチームなら、それに伴なうストレスもないので、
気持ちよく開幕ダッシュを成し遂げていたに違いない。優勝を目指して。

岡田氏が失敗した99年は、それによってチームが置かれた立場は「(一応)現状維持」だった。
今年、柱谷氏が失敗すると現状維持では済まない。壊滅的大ダメージが札幌を襲う事になる。
正直、私も心情的には柱谷氏に監督としても成功してもらいたいが、今の札幌は、実態の見えない
「闘将イズム」とやらに期待して暖かく見守っていられる立場ではないのだ。
見ている側としてはつまらなくとも、当面札幌の監督には、Jリーグで安定した実績を残した人物こそ
ふさわしい。「新しい刺激」によってチームを生まれ変わらそう等と考えるのは時期尚早だと私は考える。
ライセンス修得により体裁が整っただけの監督素人にチームの運命を賭ける根性があるのなら、
大熊氏や石崎監督をかっさらってくるチャレンジをする方にパワーを出すべきだったのではないか。

HFCには、後任監督のリストアップが既に済んでいる事を期待したい。



ワンスモア3バック ヨートク 03/24(日) 18:25:18
さて、では今後コンサドーレはどうすべきか。
ご多分に漏れず、まずは、監督を変えるなり柱谷氏の考えを改めて頂くなりして、おとなしく去年の
コンセプトを復活させるしかないと思われる。「アレンジ」なんていらない。まずは去年のままだ。
今年から加わった選手にとっては全く新しい戦い方になり、かえって混乱するかもしれないので
スタメンも完全に去年に準じた顔ぶれにして頂きたい。FWだけは戻せないが。

     小島
          小倉
       山瀬
和波            龍(森下)
     今野 ビジュ

    建作     森(マク)
       古川
       洋平

これで、少なくとも一試合に3点も4点も取られる事はないはずだ。とにかく今の札幌には
「戦える自信(裏付け)」が必要だろう。まずは崩壊した守備の自信を取り戻して欲しい。
ワールドカップ中断までは、これでひたすら守ってもらいたいくらいだ。
あとは中断に入ったところで、代表選手が居ない有利を活かして他のコンビネーションを
練ってもらいたい。攻撃面の強化に重点を置いて。
それで徐々にチームが出来上がって1stステージを乗り切れたなら、そこで初めて「アレンジ」を
加え始める。せっかくの武器である酒井、平間、堀井などを生かすオプションが欲しいところだ。
つー訳で最終的なドリーム布陣はこんなん?

       小島(小倉)
    山瀬    小倉(平間)
和波            龍(酒井)
     今野
         ビジュ
  建作        森
       古川
       洋平

や、山瀬と小倉のダブル司令塔が見たいだけっすけど(笑)。
まあ、とにかく守備がしっかりすれば、そんな攻撃の夢も見られるようになるのでは、ってことで。

優勝しようというなら内容よりも勝利という結果が何より必要だ。
しかし、現在札幌に求められているのは目先の勝利よりも安定した内容であると声を大にして言いたい。
たとえ勝たなくても、引き分けで勝ち点を掴めればOKだ。無理して攻撃に打って出て、拾えたかもしれない
勝ち点1をドブに捨てる必要は全く無いのだ。

思うに、柱谷氏にはその1点の重みが身に染みていないからキテレツな采配を試してしまうんだろう。
上手く行くかもしれない自分の理想を捨てきれないんだろう。見てくれの悪い試合で勝ち点1を
拾うより、イチかバチかで守備を捨てて攻撃し、結果勝ち点0で終わってもそれは仕方がないじゃないか、
ぐらいの考えを持っているかもしれない。
だとしたら今すぐ石崎監督の元へ出向いて、勝ち点1で昇格を逃した悔しさ、悲しみ、無念を
たっぷりと話してもらうがいい。かつての僚友、福田の元へ行って、得失点差でJ2へ降格した
おぞましい記憶を語ってもらうといい。
今こそ、自身が得失点差2でワールドカップ行きを逃した悔しさを思い出し、あの最終予選の
短期リーグもJリーグも同じであると認識を改めてもらいたい。
・・・まだ札幌に留まるならね。


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