今年一年を振り返って

管理人注釈
　コンサドーレは天皇杯３回戦まで進んだものの、またもや因縁の相手、アビスパ福岡に１−０で屈し、敗退してしまいました。これで、コンサドーレは今年の全試合を終了しました。選手、サポーターみんなが不本意だった一年だったと思います。さて、ここで管理人が、掲示板に「今年一年を振り返って」というお題で、書き込みを募集しました。
　年末まで、まだまだ募集中ですー。
　　　

99年を振り返り あきの　 12/13(月) 21:38:56
以前にも少し書いたことですが・・・
札幌から群馬への転勤という個人的な大事があって
「コンサ」との関わりが薄くなった分、Ｊ２やサッカー
そのものとの関わりが濃くなった１年でした。国立初体験、
真下やトリさんへの取材、大宮や等々力や江戸川や新潟への
「密航」。１歳半の娘がすっかりコンサコールを覚えてしまった
のは、うれしい誤算でした。

あとスポーツに元気をもらった１年でもありました。
特にコータと桐生第一の正田投手（ちなみに彼は小学生の
時に平塚の小松原とマブダチだったらしい）。
来年もスポーツから元気をもらい、幸せを感じることが多い
１年であってほしいと思います。

コンサの成績については「順位はともかく、もっと熱い試合が
できたのでは」という不満はあります。98年、99年と続いた
悲劇を涙と同情で終わらせるのではなく、Ｊ１定着への試練と
して、きっちり消化して2000年につなげてほしい。それだけの
強さは持っているとコンサを信じています。川崎Ｆにできて
ウチにできないはずがない。

中西の本「魂の叫びーＪ２聖戦記」には「日本サッカーのカギは
Ｊ２にある。それだけ１試合１試合に懸けているものが大きい。
自分たちがＪ１で旋風を起こすことで、こんなに素晴らしいリーグ
があることを日本中の人々に知ってほしい」という言葉があって
感動しました。彼らがＪ２上がりのプライドを持って戦うならば、
我々も負けずに熱い戦いをする使命がある。「Ｊ１から２チームが
来たら、すっかり負け犬根性になった」なんてことがないように
選手もサポもがんばりましょう。


典型的弱小チーム 千葉浩二 12/13(月) 22:44:21
今年のコンサをこう形容してみた。決して言い過ぎでないと思う。

前年の主力を大量放出したうえに、
慢性的な資金不足で万全な補強も出来ず、
クラブチーム監督の経験のない人を監督に就任させて、
そこで一段落つけてシーズンに望んだ。
「俺たちはＪ１でやってたんだ！」という意味のないプライドと、
なぜか「Ｊ１に昇格できる」ムードになって、シーズンを迎えた。

それが甘かった。
使えない外国人に金をつぎ込み、
その後の補強に金をつぎ込み、
Ｊ１昇格にすがろうとしたが、
結局逃げられた。
そして、借金だけが膨らんだ。

Ｊ１昇格を逃すと、今度は覇気の感じられない試合展開ばかり。
まるで、「もうどーでもいいです。」と言わんばかりに……
さらに、チームと「ファン」の距離が遠のくばかり……

こんなチームなんて、誰からも愛されないはずなんだが、
不思議なことに、ホームゲームでは多くのお客さんが入る。
結局これにすがって、チームは進歩を怠った。
その結果が、天皇杯前後で顕著に現れた。

俺は「サポーター」だから、チームある限り戦いは止めないが、
このままでは「ファン」の目でコンサを見れなくなってしまう。

とこのように、今年はチームの悪いところが全部出てしまった。
しかし、これを絶対に忘れず、進歩していかなければならない。

徐々にでいい。
選手が、フロントが、財界が、サポーターが、
徐々に進歩していかないと、結局チームは進歩しない。
ひとつでも欠けると、チームとして成り立たない。

この中の、ひとつでも進歩しなければ、
上昇志向さえかき消されてしまう。

来年に向けて、最も大事なことは、
これらがどのように進歩（しようと）するかだ。

熱さもなく、暑いだけ。 なべみわ 12/15(水) 23:13:42
素人だから、偉そうに評論なんてできないけど
気の抜けた試合がなんと、多かったことか。
言いたいこと、胸（ここ）の中で言葉にならなかったことを
ちばっちさんあたりがなんとも的確に表現して
くださってますが、今となると、Jにあがったのが
今期のコンサの性格を形成してしまったのかな…
と、思う。降格という屈辱を払拭するために、
内容の伴わないプライドを抱え、冷静になれば
誰もがわかるJへの遠さの目測を誤り、ただただ
身の丈にあわない経営と、幻を追うかのような
必須命題を追求し自分たちの首を締め続けた…
そんな気がします。
弱くてもいい、時間がかかってもいい、選手もサポーターも
フロントも皆が誇れる闘いを続けているのなら。
「強い」チームを応援してみたいとは思う…でも
「気持ちが強い」チームなら、今は弱くともいつしか
必ず何かが起こるはず…。゛気持ち´を思いだして、
一からやり直して欲しい…Jの思い出はしまって。

結局、同じような意見だけど ヨートク 12/16(木) 03:34:06
チームに対する「好意」レベルが、確実にダウンしている。

札幌は創設した瞬間から問題が多いチームであり（普通いきなり４０人以上の選手
集めるか！？）当初はかなり引いて静観していたものの、やがて徐々に選手への
愛着も生まれ、去年はかなり熱くなって応援し、最後には涙まで流したものだ。
これで自分の中でもコンサドーレへの「愛」が生まれ、育ってきたと思いきや、
今季のあの体たらく。
弱かったのが問題ではない。ある意味当然のその結果を招いたコンセプトが許せない。

自分は「強いチーム」を応援したいとは微塵も思わない。「好きなチーム」又は
「地元＝自分たちのチーム」を応援したい。当然コンサドーレには、その両方
であってもらいたいのだ。
確かな戦術を持ち、現在手元にある駒の能力を１００％引き出し、足りない分を
巧みな采配で補い、勝利する。
そんな姿が見たかった。そんなチームなら心の底から応援できる。
有名な選手や監督なんか要らない。高額な外人も要らない。
身の丈にあった経営で、身の丈にあった選手を集めればいい。
そして苦労してでも確実に強くなってゆけば、必ずファンは増えるはずではないだろうか。

これまでの数々の失敗を無駄にしてくれるな。今は、そう願うのが精一杯・・・。