私的仙台旅行記


またまた旅行記を書いてみました。はっきりいって、万人向けではありません。
個人名も出てきます。暇があったら読んでみてください(^^;



☆試合前日(11月20日)


1.いざ、仙台へ!!

 仙台へ行こう!!と思い立ったのは、厚別最終戦の少し前。しかし、動きだしが遅かったため、格安ツアーはすでに申し込みが終了していた。非常に焦りまくった筆者だったが、運良く知人が企画したツアーに混ぜてもらうことができた。そのツアーの行程は、こんな感じ。

 11月20日 (AM11:40)千歳空港発着〜仙台空港着(PM12:50)
 11月21日 (PM6:30)仙台空港発着〜千歳空港着(PM7:30)
 
 ちなみに、20人くらいのツアーで、参加者は全てコンササポだった(笑)


 飛行機はANA。フリューゲルスの一件もあり、サッカーファンからは何かと敬遠されがちな航空会社である。何度も本州へ遠征している札幌サポの間から、ANAを使うのは何年ぶりかなーという声があがっていた(笑)

 滞り無く、仙台ツアー一行は、仙台空港へ到着。空港では、旭川から仙台に移籍したコンササポ、ニムコフさんが出迎えてくれた。久しぶりですねーなどと談笑していると、石屋製菓の石水社長が別便で到着。
 そうか、この方があの石水社長か・・・。これまでの、コンサドーレに対する果敢な支援を思い出し、一瞬、拝みたくなったが、「ご苦労様です」と頭を下げるに留めた。

 仙台ツアーのメンバーは、ほとんどが仙台観光に出かけたが、筆者とFマさんニムコフさんと一緒に行動することにした。最近、お気に入り選手のサイドチェンジが激しいみっぽさんと、天真爛漫看護婦娘れーこさんも、地元の友達と出かけたようだ。

 さて、ここでどこへ行こうかという話になった。仙台の観光名所といえば、松島が有名である。松島は美しいところとして有名で、あの松尾芭蕉が、松島のあまりの美しさに、松島や ああ松島や 松島やとしか句を詠めなかったくらい美しいところらしい(この話は、筆者が大学生の頃に、私の恩師から聞いた。その恩師は冗談が好きだったので、この話が本当かどうかは今でも疑問である)。

 ただ、筆者は大学院生のころに松島に行ったことがあり、さらにあまり面白くなかった記憶があるので、松島に行く気は毛頭なかった。

2.仙台市へ

どうでもいい伊達政宗像

 とりあえず、ニムコフ一同は、青葉城へ向かうことになった。

 青葉城は、仙台市内にある。仙台空港は、仙台空港といいながら、仙台市にはなく、仙台市の隣町にある。このため、仙台空港から仙台市内までは車で40分程度かかる。

 仙台市内は、やたら細くて複雑な道が多い。ちょいと迷いながらも青葉城を示す案内標識を発見。その標識には、青葉城と書いてあったことに一抹の不安を覚えたが・・・。

 不安は的中。というより、もっと悪かった。

 青葉城跡は、ただの工事現場だった。

 何を造るつもりなのか、あちこちで造成工事が行われている。青葉城は高台にあるので、仙台市が一望できるかと思いきや、工事用のフェンスで区切られていて、網越しにしかみえない。後は、土産物屋と、なんかのお寺があるだけ。あ、一応伊達政宗の像はあったが・・・。はっきりいってつまんねーよ(笑)

 ここで、ニムコフさんFマさんが仙台銘菓「ずんだ餅」を食べようと言い出した。ずんだ餅??名前からして実に怪しい。しかも、ニムコフさんFマさんによると、あまり美味いものじゃあないらしい。まったく、あまり美味いとは思えないものをわざわざ買って食べることもないと思うのだが・・・。

これが、噂のずんだ餅だ!!


 で、これが噂のずんだ餅。豆(なんの豆かは忘れた)をすりつぶしたペーストがべったりと塗りたくられている。不自然に鮮やかな緑色が、かえって食欲を半減させるのだが、ニムコフさんFマさんがとりあえず一つ食べてみた。

 「・・・・・・」

 どうですか?という筆者の問いを無視し、2人は無言で、しかも無表情で餅を噛み続けている。とりあえず、食え、と勧められたので、筆者も食べてみた。

 「・・・・・・」

 うーむ・・・。不味くはない。不味くはないが・・・・。なんともいえない複雑な後味が味覚を襲ってくる。ニムコフさんとFマさんは、言い出しっぺということで2つ食べていたが、筆者は一つで断念した。


 そういやあ、北海道限定のローカル番組「水曜どうでしょう」の出演者「ミスター」が、番組でずんだ餅を食べさせられていた。「ミスター」は甘い物が大嫌いという。それにも関わらず、たとえ番組のため、その場の勢いとはいえ、このずんだ餅を大量にたいらげたミスターは男だと思った。

 筆者はポーカーフェイスが苦手である。自分では意識していなかったのだが、かなり不機嫌そうな顔をしていたらしい。ニムコフさんが「はっしーさん(←筆者のこと)機嫌なおしてー(^^;」とか言っている。そりゃあ、不味い物(あ、言っちゃった)を食わされては不機嫌にもなるわい。
 
 ニムコフ一同は、仙台市内中央へ移動。今回最大の目標、牛タンを食するためである。ニムコフさんが案内してくれた店は、仙台駅前に広がるアーケード街から、一本路地を離れたところにあった。

 店の前には、午後2時半という中途半端な時間にも関わらず、10人ほどの行列ができている。30分ほどお待ちくださいと店員の人には言われたが、15分ほどで店内へ入ることができた。

 店は、カウンターが10席くらい、小上がりにテーブルが4つという小さな店だった。はたして、どんなメニューがあるのかな?と思っていたら、店員に「定食でいいですか?」と聞かれた。

 定食?牛タン定食??不思議がる筆者を後目に、「定食を3人前」、とニムコフさんが答える。一般的に知られていないことなのだが、仙台で牛タンというと、牛タン焼き、麦飯、テール(しっぽ)スープ、漬け物の定食がスタンダードなんだそうだ。

 まず、どんぶりに盛られた麦飯が出てきた。そして、牛テールスープ。透き通ったスープの中に、牛テールと、千切りにされた万能ネギが入っている。そして、お待ちかねの牛タン。3人分の牛タン焼きと漬け物が、一つの大皿に山盛りででてきた。牛タンは、こっちでよく出てくる薄切りではなく、かなり厚みがあり、いかにも舌という感じがした(写真でみせられないのが残念)。

 美味い。分厚いからかみ切れるのかなと思っていたが、食べてみると、意外に柔らかい。牛タンも美味かったが、牛テールスープも旨かった。これで1人前1200円は妥当な線だ。おなかが満たされ、筆者の機嫌がすっかり直ったことは、言うまでもないだろう。

 さて、ここで仙台駅前のアーケード街を歩いてみようということになった。しかし、このアーケード街が予想以上に広い。しかも、店はほとんどが新築の綺麗なお店ばかり。駅前に、こんなに綺麗な街がひろがっている都市は、全国でもなかなか無いかもしれない。

 一通り歩き回った後、ニムコフさんの自宅へ。J1の福岡ー清水戦をみて(まさか、この後福岡がJ2降格争いに巻き込まれるとは、夢にも思わなかった)、AGRESSIVO恒例ウイニングイレブン大会開催。熱い戦いは、午後5時くらいから9時過ぎまで続いた(笑)

 その後、仙台駅近くのつぼ八へ移動してひたすら飲み食い。いい気分でホテルに帰ってきた筆者は、気合いを入れ直すために、
明日は絶対に勝つぞおおおお!!!
と掲示板に書き込みし、深い眠りについたのであった。


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