私的東京旅行記

はたして、日帰りを旅行と言うのだろうか?(笑)


ただ、コンサドーレの試合をみるためだけに東京へ行って来ました。
しかも、日帰りで(^^;
この文章は、個人的に、あとで「こんなこともあったなー」
って感じで、振り返るために、私的に書いてみました。
少々内輪ウケみたいなことや、私の知人の話も出てきます。
はっきり言って、一般的な文章ではありませんが、暇があったら、読んでみてください(^^;


1.いざ、東京へ!!

 10月17日は、宿敵FC東京とのアウェイ戦。

 筆者は、相当前に東京戦のチケットを買っていた。そのときは、確かコンサが連勝中で、2位とは相変わらず勝ち点差が大きかったものの、当時の勢いをみていると、ひょっとしたら逆転J1昇格も夢ではないか?とコンササポの誰もが思っていた時期だった。
 
 だが、東京戦の1週間くらい前には、行くかどうか、非常に迷っている状態にあった。正直、チケットを誰かに売ってしまおうとも思っていた。

 あの東京に、アウェイで、今のコンサが勝てるとはとても思えなかったからである。

 かなり行く気は萎えていたのだが、山形戦に勝ったことと、他のコンササポの無責任なお誘い&激励、そして何よりこういうときにこそ応援に行くのがサポーターではないのか?と思い直し、急遽東京に飛ぶことにした。

 それに、筆者はまだアウェイに遠征してコンサが勝ったところを観たことがない。確かに勝つ可能性は低いかも知れないが、アウェイに行かないと、生アウェイ勝利(笑)はみることができない。

 虎穴にいらずんば虎児を得ず。

 筆者は、東京戦のわずか3日前に、東京へ行く準備を始めた。

2.どうやって東京へ?

 まずは航空券の買い方について。まあ、ちょっと大きめなJRの駅とか、それなりのところへいけば買えるのだが、問題は料金。航空券は、決して安い買い物ではない。できる限り安く買いたいというのはジネイの・・・いや、自明の理だろう。

 なんだかんだいって、出発日の1週間くらい前に航空券を買おうとした場合には、AIR DOか、他の航空会社の「往復割得切符」の類を利用すればいいということが分かった。往復割得とは、一言でいうと、
 「AIR DOが発着する時間帯に合わせて往復航空券を購入すると、安くなります」
という、AIR DOつぶしのために設定された料金体系である。それは言い過ぎだと思うかもしれないが、京急から羽田空港駅に降り立つと、
「AIR DOをぶっつぶせ!!」
という、なかなかダイレクトにデンジャラスなポスターが貼ってある。嘘のようだが本当の話だ。

 ちなみに、AIR DOだと、片道1万6千円、往復だと3万2千円になる。他の航空会社の往復割得を使うと、同じく3万2千円。ここで、どの航空会社を選ぶか迷うところなのだが、個人的にはAIR DOにしたい。

 筆者は高額な航空運賃の引き下げを計るために日夜努力しているAIR DOの気概がとても気に入っている(実際、国立で行われたネパール戦ではAIR DOを使った)。多少割高になっても、AIR DOを使いたかったのだが、残念なことに時間帯が合わない。AIR DOで行こうとすると、どうしても試合開始ぎりぎりになってしまう。

 筆者としては、久々のアウェイだし、年に何度も会えないアウェイの人とも話したかったし、何よりも時間ぎりぎりというのは、ちょっと落ち着かない。筆者は、何事にも余裕を持ちたい性格であるので(笑)

 というわけで、今回はうっきーくんのすすめもあり、JR札幌駅のツインクルプラザでJASの「往復割得」を購入した。すると、何かのキャンペーン中ということで、1000円分のオレンジカードをもらった。マイルのことも考えれば、これはAIR DOよりもかなり買い得感が高い・・・。うーむ。

 さて、次は羽田空港から江戸川競技場への行き方について。一度でも東京に行ったことがある人なら分かると思うが、東京の交通網は広大なダンジョンのごとく複雑である。

 FC東京のHPで、今節試合が行われる江戸川陸上競技場には、営団地下鉄東西線の西葛西駅からバスに乗ることが一番手っ取り早いことが分かったが、問題は羽田空港からどうやって東西戦にアクセスするか。

 東京の路線図とにらめっこすること、1時間。全然分からん・・・。これをみていると、どうやら3回くらいは乗り換えなくてはならないような気がしてきた。

 そんな訳はないと思い、インターネットの掲示板で「羽田空港から西葛西駅までの行き方を教えてくださいー」と書き込みしたところ、ほっつさんが詳しい説明文を掲示板に書き込んでくれた(ほっつさん、重ね重ねありがとうー)。どうやら、私が持っている路線図には載っていないが、羽田空港から東西線へアクセスする鉄道(京急線)が走っていることが判明。

 最終的には、羽田空港から京急線に乗り、日本橋駅で東西線に乗り換えて、西葛西駅まで行けばいいことが分かった。

 さらに、筆者とは違う便だが、「こんちゃく」管理人のおーがみさんが、試合当日筆者とほぼ同じ時刻に羽田空港に着くことが分かったため、羽田空港で待ち合わせするという約束をとりつけ、一安心した筆者であった(笑)

3.江戸川陸上競技場へ

 10月17日、筆者のタイムテーブル。
 AM5:50分 起床。
 AM6:10分 家を出る。
 AM6:20分 地下鉄環状通り東駅から地下鉄に乗る。
 AM6:27分 札幌駅に到着
 AM6:35分 快速エアポートに乗車
 AM7:12分 千歳空港に到着
 AM7:30分 チェックイン
 AM7:50分 千歳空港発着
 
 うーむ、なかなか分刻みのスケジュール(笑)当日は、やたら強いジェット気流が吹いたらしく、到着は少し遅れたが、筆者はAM9時30分には羽田空港に降り立っていた。

 さて、今回の東京戦には、多くの北海道在住のコンササポがやってくることが分かっていた。ほとんどは前日入りしているということだったが・・・・。ひょっとしたら、筆者と同じように当日羽田空港に来て、京急から江戸川に行く人が2,3人くらいはいるんじゃないかなーとか思っていた。

 ところが、いっぱいいました(笑)

 京急戦の駅にいくと、2,30人はいたんじゃないだろうか・・・。なかには、ユニフォームを着込み、すでに戦闘状態の人たちが2,3人いて、小学生旅行者の視線を浴びていた。

 頼みの綱(笑)おーがみさんとは京急の駅であっさり遭遇することができた。ふと、おーがみさんのとなりをみると、天真爛漫看護婦娘R子さんがいた。筆者が今までアウェイでコンサが勝ったところみたことがないと話すと、「私は勝ち試合しかみたことないですよ」と、神経を逆撫でするようなことをのたまう(笑)

 日本橋行きまでの切符を買い、京急に乗り込む。窓からの風景が、やたらごみごみとしていたのが印象的だった。羽田空港から日本橋まで要した時間は40分程度。日本橋で降りて、東西線へ乗り換え、目的地西葛西駅には15分程度で到着。羽田空港から、西葛西駅までは1時間程度だった。

 西葛西駅を降りると、ちょうど江戸川陸上競技場へ行くバスが留まっていた。ここで、ちょっと買い物をしようかどうか迷った。江戸川陸上競技場の中には売店があるらしいが、競技場の周辺には店らしい店がほとんどないことが分かっている。筆者も、おーがみさんも、R子さんも朝から何も食べていないため、空腹感でいっぱいだった。しかし、早く競技場に行きたい気持ちが強かったので、さっさとバスに乗り込んだ。これで、後でちょっと後悔することになるのだが・・・。


4.江戸川陸上競技場にて

 5分ほどで競技場に到着。時刻はAM11:00過ぎ。競技場のボランティアスタッフ(多分)に聞くと、入り口は今いる位置からぐるっと競技場の裏にまわったところにあるという。いきなりアウェイの洗礼をうけるコンササポ。うーむ、東京侮り難し(ちょっと大袈裟?)。

 入場口へ行ってみると、江戸川陸上競技場のゴール裏は、ほとんど傾斜のない芝生席になっている。このため、サポーターはバックスタンドに陣取っていた。

 バックスタンドへの階段をあがっていくと、すでに赤いユニフォームを着込んだコンササポが大勢いる。ここで、コータフレンズのFさん、Hさん、そしてTさんを発見。思わず幸せな気分になる筆者であった(爆)

 とりあえず、見やすい席を確保して、売店を探したのだが・・・・

なんと、まだ売店が開いていない。

 強まる空腹感。ペットボトルの飲み物でも買ってくれば良かった、と後悔する筆者、おーがみさん、そしてR子さん
 すると、おーがみさんの知り合いだという何かと噂の
 ローリング娘の方から、手作りサンドイッチをもらい、生き返る筆者達。

 少し前に到着し、一緒にサンドイッチをほおばっていたニームラコフさんが
すごいなー。いいお嫁さんになれるなーという、ベタなせりふを飛ばす。
 そのサンドイッチは、空腹だったことを差し引いたとしても、絶妙に美味しかった。ほんと、ごちそうさまでした >ローリング娘のみなさん

 しばらくすると、売店が開いたという情報を入手、ニームラコフさんと食料&水分の調達に出かける。筆者は焼きそばを購入。まだ暖かくて野菜がたっぷり入っていて、厚別で売っている焼きそばよりも数段味は上だったと思う。
江戸川陸上競技場。
これみよがしな看板が目を引く。

 さて、お腹も多少落ち着いたので、ちょいと周りを見渡してみる。江戸川陸上競技場は、集客人数が6千人程度という小さな競技場である。

 もちろん、陸上競技場というくらいだから、トラックがある。
 しかし、観客席が急勾配で、バックスタンドとピッチの間には幅が狭いトラックしかないので、ピッチが非常に近く見える。それに、どういうわけか、ピッチが狭いように錯覚して見えるところが印象的だった。

 しばらくすると、厚別と同じように、場つなぎの音楽とDJのトークが流れ始めた。確か、東京音頭か東京サンバがかかっていたような気がするが、記憶が定かではない。
 ただ、筆者のお気に入りであるZARDの「負けないで」がかかったことははっきり覚えている。

 DJのトークはなかなか滑らかで、申し訳ないけど、厚別の人よりは上手かったような気がした。
 
ピッチに現れた選手達

 試合開始まであと1時間くらいを残したとき、コンサドーレの選手がピッチに現れた。
 すると、選手達はぞろぞろとサポーター席の前までやってきて整列し、挨拶してくれた。
 後で聞いた話だが、選手達はアウェイなのにこんなにたくさん集まったサポーターの姿に感動していたらしい。
 某選手は、「アウェイなのになんでこんなにたくさんサポーターがいるんや!?」と不思議そうにしていたらしいが・・・。

 このとき、筆者は最前列で選手達の写真を何枚か撮った。「あ、ジネイだ、だ。大野に、池内に・・・おお、桜井もいるぞー」などと、嬉々として写真を撮っていたのだが・・・。後で筆者はなかなかシビアなことに気がつくことになる。

 しばらくすると、選手紹介がはじまった。アウェイの選手を地味に、ホームの選手を派手に盛り上げるのは、どこの競技場でも同じ事。
 ここでも、まずはコンサの選手の名前をまったく感情を込めない棒読みで読み上げる。もちろん、BGMは無し。そして、東京の選手の紹介では、派手なBGMとやたら抑揚をつけた口調で紹介を行っていた。

 面白かったのは、選手紹介のときに、いろいろとキャッチフレーズ(?)みたいなものをつけていること。
 なかでも印象深かったのは、

 東京の最終防波堤!!サンドロー!!
 東京の特別仕様車!!鏑木亨ー!!
 などなど(笑)
 筆者は、こーゆー遊び心は大好きだ♪

 いっそ札幌でも、
うなれドラゴンキャノン!田渕龍二ー!!
とかやってくれないかな(笑)

 試合開始まであと数分になったころ、サポ仲間と今日のスタメン選手の話になった。「そうか、今日の控えはジネイと桜井かあ。出場機会があるといいけど・・・ん?」
 あれ?関は!??
 そう。せっかく、ここまで来たのに、関は控えにも入れなかった。最近の試合でも控えに入れず、しかも今回の相手は古巣FC東京。きっと、関のことだから、今日の気合いは並々ならぬものがあったことだろう。
 きむたくによると、最近のジネイはなかなかいいらしいが・・・。プロの世界とはいえ、厳しいのう・・・。

 試合開始直前、筆者はゴール裏に移動して写真撮影を行った。コンササポの人数は、東京と同じかそれ以上。知らない人が見たら、江戸川競技場はどっちのホームか分からなかっただろう。
 
 なお、ここに掲載した他にもいくつか写真があります。ここをクリックしてみて下さい。
バックスタンドを赤黒で染めるコンササポ。

5・試合開始

 予定通り、PM1:00にキックオフ。

 コンサドーレのスタメンは、前節とは同じようでちょっと違う。GKは洋平。DFはようやく怪我から復活した名塚を中心に、古川、田渕、村田の4バック。ダブルボランチにはビジュ、梶野。トップ下に棚田、村主。2トップには最近キレのある動きをみせる深川、そしてオリンピック代表から、なぜかはずれたコータ。久々の4−4−2というシステムである。

 東京は、「王様」アマラオを欠いているものの、アウミール、サンドロという怖い外人が健在。あとは、ほぼベストの布陣らしい。

 筆者の予想としては、前半はまあまあやれるとは思うが、後半は一方的にコンサが攻められる展開になるんだろうな、と思っていた。ごく当たり前に両チームの力量を考えれば、コンサにはあまり勝ち目はあるとは思えなかった。私のメル友には、「勝てないと思いますけどがんばってくださいね」という暖かい励ましの言葉をもらっていたし(笑)

 ところが、我らがコンサドーレは、予想以上に素晴らしい立ち上がりをみせる。いきなり、鮮やかなゴール前の切り返しから棚田が放ったシュートがバーをたたいた。おお、これはいけるか・・・?と思ったのはほんの数分くらい。東京の鮮やかなパス回しにだんだん危機感が高まってくる。

 東京の選手はワンツー、大きなサイドチェンジをやすやすと使いこなし、かなり余裕をもってボールを回していた。それに対し、コンサドーレは最終ラインでもパス回しに苦労する始末。

 一度は最終ラインで名塚がボールをカットされ、あわや、という場面もあった。だが、東京の決定力の無さとコンサDF陣の執念のディフェンス&洋平のファインセーブで、なかなかゴールを割らせない。

 特に村田のクリアは凄かった。もしも、村田の脚の長さが2cm短かったら、歴史は変わっていたかも知れない。

 前半は、もういい、同点で終わってくれー・・・。と思っていたら、願いが通じたのか、なんとか同点のまま前半終了。この時点で、東京がもう少し焦ってくれればなんとかなりそうかも・・・などと考えていた。

 ハーフタイムでは、大野、池内、ジネイ、桜井、藤ヶ谷が目の前のピッチで練習を行っていた。すると、筆者の前に陣取っていた女性サポ数名が、

 よっく〜ん(注:大野の愛称)と叫んだ。

 すると、大野は笑顔でこちらを振り向き手をぶんぶん振ってみせた。いつからあんなに愛想が良くなったんだ?大野。

 さて、後半。東京は、前半の勢いそのままに、コンサ陣内に易々と攻め上がってくる。しかし、東京はコンサのペナルティエリア付近まではたやすく到達するのだが、どういうわけかシュートを打たない。

 ここで打たれるとやばそうなところでもパスを回して、みすみすシュートチャンスを逃しているようにみえた。ゴール前にひょい、とパスを送ってはくるのだが、それらはことごとく古川、名塚が体を張ってクリアーしていた。

 そして、後半21分。思わぬ歓喜の瞬間が、コンサドーレ側に訪れる。村田が素晴らしいオーバーラップをみせ、中央へセンタリング。ペナルティエリア中央にいたコータがDFと競り合いながら、ヘッドでボールを村主に送る。すかさず村主がヘディングシュートを放つが、惜しくもバーを叩いた。「うわー、惜しい!!」という声が出かかった瞬間、ボールがゴールに突き刺さった!!

 一目散に、シュートを決めた選手がこっちへ走ってくる。

 あれは誰だ!?コータだぁ!!!

 怒濤のごとく喜びを爆発させるコンササポーター。その前で、思いっきり喜びのパフォーマンスを繰り広げるコータ。

 今日はいつものレイガン(by幽遊白書)だけではなく、機関銃(byバイオ○ザード?)も乱射するというパフォーマンスを見せていた。観客席がピッチに近かったから、撃ち抜かれた犠牲者・・・もとい幸せ者が続出したらしい。

 しかし、子供のようにはしゃぎ回るコータをみて、筆者はやたら嬉しかった。前節の山形戦ではゴールを決めたにもかかわらず、表情はさえなかったし、ヒーローインタビューも辞退していた。このゴールは、きっとコータにとっても、本当に嬉しいゴールだったのだと思う。しかし、ちょっとはしゃぎすぎ。遅延行為でイエローをもらわないかと心配になった(笑)

 さて、追い込まれた東京は怒濤の攻めを見せ始める。鮮やかなパス交換から、ゴールに詰め寄ってくるのだが・・・・。
 やっぱりシュートを打たない。

 東京サポからシュートを打てー!!という声が飛ぶ。
 しかし、東京は、ミドルシュートに自信がないのか、それとも、シュートコースにことごとくコンサのDFが立ちはだかっているのか、ゴール前でボールを無意味にこねて時間を浪費するばかり。

 ふと、東京のゴール裏をみると、白い布地に黒い文字で
「シュートを打ちなさい」
 というダンマクが張ってある。そうか・・・。その気持ちはよく分かるぞ >東京サポ

 しだいに、東京の攻めにロングボールが多くなってきた。だが、引いて守る守備陣相手にロングボールが通用しないことはコンサの攻めでよく分かっている(笑)どうやら、東京にも焦りの色がみてとれるようになってきた。

 コンサもただ攻められていたわけではなく、村主や棚田の惜しいシュートがあったが、ゴールを割ることはできなかった。さらに、審判のよく分からないジャッジも相まって、コンサは幾度となくピンチを迎えるが、やがてロスタイムに突入。

 そして、4分という長い長いロスタイムを消化し、試合終了を知らせる審判の長いホイッスルが江戸川陸上競技場に鳴り響いた。

6.試合終了

 はじめてのアウェイ勝利。ああ、なんて気分がいいのだろう。思えば、昨年7月に横浜でフリューゲルスにPK負けを食らってから、苦節1年と3ヶ月。ようやく、コンサドーレのアウェイ勝利をこの目で見届けることができた。今年も多くの勝利を見てきたが、この嬉しさは今年1番かもしれない。

 帰り支度をするコンササポは、みんなみんな笑顔だった(当たり前か)。あちこちで、「いやー、コンサがアウェイで勝った試合を初めて生でみたよー」という声があがる。

 ここで、コンササポの行動は大きく3つに別れた。
 1)このまま羽田空港へ向かう人たち。
 2)国立競技場で行われるオリンピック予選(タイ戦)を見に行く人たち。
 3)夢の島競技場(だったかな?)で行われるLリーグを見に行く人たち。

 筆者は当然このままPM6時の飛行機で帰るため、羽田空港へ向かう。すると、同じようにPM7時の飛行機で帰るという、あねご隊のメンバー、T子さん、Mさん、Tさん、そして、特急で仙台まで帰るはずのニームラコフさんもなぜか羽田空港まで一緒に移動することになった。

 なお、筆者は全然覚えていないのだが、彼女らと筆者は、昨年神戸で行われた入れ替え戦で会っており、名刺交換とかもしたらしい。最近、筆者に記憶は無いのだが、向こうは覚えている、という人によく会うような気がする。
 
 筆者は人の顔と名前を覚えるのが苦手ときている。この後も同じようなことがあるかもしれない。しかし、決して悪気はないのでご了承ください(笑)
 
 そういえば、AGREの掲示板&チャットルームの常連となってくれているあきのさんの顔も忘れていた・・・(すいませーん、あきのさん)。

7.羽田空港にて

 少々迷ったが、東西線>京急と乗り継いで、無事羽田空港へ到着。すると、HTSツアーのバスで移動していたとみみっちゃんがすでに空港に着いていた。

 なんでも、彼らは選手達とほとんど同じ時間に空港に着いていて、選手達と和気あいあいとお話しすることができたらしい。うらやましさのあまり、地団駄を踏む京急移動組。

 さて、ここですでに時刻はPM5:00。筆者は6時の飛行機だから、もうチェックインして搭乗口にいかなければならない。あねご隊&HTSツアーのみんなは、もうちょっと遅い飛行機なので、食事でもしながら待つという。というわけで、筆者は一人寂しく金属探知器をくぐった。

 やたらお腹がすいたので、何か食べるものは・・・と探していたら、立ち食いそばと、うどんを置いている売店を見つけた。値段が高い割にはまずかったけど、お腹が満たされたので、搭乗口に向かった。

 途中でコータを発見。なにか真剣に、手にもったものをみていたが・・・・。よくみるとゲームボーイだった。隣の席にはジネイとビジュがビールを飲み飲み談笑していた。ジネイ、ちょっとやせたかな?

 しかし、黒いスーツをビシッと着込んだコータは、あきらかに一般人とは違ったオーラみたいなものを醸(かも)し出している。誰も気づく人がいなかったのが不思議だった。

8.札幌へ

 さて、筆者は売店で買ったシュークリームをぱくつきながら発着時間を待っていたのだが、ここで、かなり体調が悪くなっていた。筆者は、鼻に持病を抱えているのだが(いわゆる慢性副鼻腔炎という奴)、それが悪化して、鼻水が止まらなくなってきていた。今朝まではなんともなかったのだが、どうやら東京の空気にアレルギーでも起こしたらしい。おまけに頭痛と目眩もしてきて、無事に札幌につけるかなーとか心配になっていた。

 飛行機が発着すると、気圧の変化のためか、頭痛がさらにひどくなってきた。途中、記憶がないが、ほとんど気を失っていたのかもしれない(笑)

 どうにかこうにか、千歳空港に到着し、JRで札幌駅まで帰ってきた。地下鉄に乗り込むときには持参したティッシュも底をつき、環状通り東駅についたときには、鼻から呼吸が出来ない状況だった。

 家に着いたのは、午後8時半くらい。そのころは、なぜか少し楽になっていた。札幌の空気を吸ったからだろうか?

 あまり興味がなかったのだが、とりあえずTVをつけて、オリンピック予選の日本代表VSタイ代表戦にチャンネルを合わせる。すると、アナウンサーが「今日、代表を外れた吉原選手が見事1点を決めたそうです」と言っていた。

 ひどい頭痛で忘れていたが、ああそうだ、今日は勝ったんだ・・・と、鼻をかみながら、改めて勝利の喜びを噛みしめた筆者であった。

トップページに戻る

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送